初めてIT関連の資格を取りました! 〜学習開始から32日目〜 実録!20代後半元商社営業が完全未経験からITエンジニアになれるのか。その⑤
どうも、ゴリ男です。
(学習を始めて32日目)
今日は、資格の話です。
昨日ITパスポートの試験を受けました。
なぜ受けようと思ったか。プログラミングと並行して、基礎知識のために基本城技術者試験の勉強をしていますが、年二回の試験は本年度は次回10月であったためです(通常は毎年4月と10月のようです。当然申し込みは一足早く締切られます。)
というのは、その頃にはもうエンジニアとしてどこかに就職していたいので、就活時のアピールには間に合わない。ので「せめて」という思いで、まずは手軽に受けられるITパスポートを受験しようと思ったのです。
まぁ正直、英検で言えば5級くらいの価値でしょうか、ネットで見ている限り価値すらないかもしれません(笑)。ただ未経験で必死なゴリ男にとっては大事な大事な試験なので、受験しました。一応国家試験ですし!
それでは以下、概要。
【ITパスポート】= Iパス(アイパス)
情報処理技術者試験の最も簡単なレベル1に該当する「情報処理の促進に関する法律」に基づく国家資格。
但し、この資格は初歩すぎるので、IT系の就職には全く有利にならないそうです。どちらかというと一般企業の事務職系に多少有利になるか、というレベルだそうで、大学生も就活時の資格欄の色付けに受ける程度だとか。
とは言え、初心者ゴリ男にとっては逆に良いタイミングかなとも思いました。
【試験スタイル】
試験時間 120分
出題形式 CBT方式(四肢択一)
会場のPCで受けるやつです。
問題数 100問
ストラテジ系(経営全般):35問程度
マネジメント系(IT管理):20問程度
テクノロジ系(IT技術):45問程度合格基準 総合600点以上/1000点満点
且つ各分野3割以上の正答率
受験料 5,700円(税込)
過去10年の平均合格率は、約49%でした。合格率で言えば、日商簿記3級くらいですかね。
【受験までの流れ】
- 運営者であるIPA情報技術推進機構のサイトに登録
- 受験申し込み
- 会場で受験
- 結果は試験終了後その場でわかる(正式発表は受験月の翌月中旬)
- 終わり
本試験の手軽なところは、試験が随時開催されていること。自分は登録した3日後の試験に申し込みました。サイトに登録後は、専用画面で受験会場を選択します。ポイントとして、会場によって開催頻度に大きな差があるので、早期受験を希望する場合は諦めずに行ける範囲内で会場を変えて表示される空日カレンダーをチェックして下さい。ひどい会場だと最短2ヶ月先とかありました。
・受験当日の持ち物
①運転免許書(身分証明書)
②受験票(申込時にメールで配布)
③受験案内(会場で配布)
というより上記3点しかPCのある会場には持ち込めません。
エンピツやら計算機などは、使用不可です。
・それ故、強いて挙げる注意点としては、
部屋の外のロッカーに荷物を預けたりするので、
①大きなバッグで行かない
②みんなとワチャワチャするので早く行く
だと思います。
結果に関しては、試験終了時にその場でスコアシートが画面に出力されますので、上記した合格基準を満たしていれば合格・そうでなければ不合格です。ゴクリ。
それでは、IPA情報技術推進機構のリンクを貼りつけておきます。
【勉強法】
所感としては、初歩が故に出題範囲が広くて浅いため、結構しんどいと思います。超絶面倒くさいけどやりゃできるイメージです。ましてやIT関連人材も受験者に含めての合格率5割切りなので、さすがにNo勉でなんとかなる感じではないと思います。
学習方法は、基本的に独学だと思います。学習して意味のある資格にするのであれば参考書を購入し一からやるべきです(真剣にやれば結構面白いです)。スピード勝負であれば、過去問を周回して分からないところをカバーすればイケます。
参考書はこちら。
キタミ式イラストIT塾 ITパスポート 平成31/01年 (情報処理技術者試験)
- 作者: きたみりゅうじ
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2018/12/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
過去問はこちら。コレは素晴らしいサイトです。
ちなみにゴリ男は、参考書を買ってざっと見たところ、メインで狙っている基本情報処理とけっこう内容被っている?「いけるか?」ということで、参考書は愛する妹に献上し、過去問方式に切り替えました。
正直、過去問2回やりました。ITパスポートのためだけで言えば述べ3時間くらい。
1000点中600点が合格ラインならイケる!ということで挑んできました!
【結果】
600点/1000点(各分野3割超え)
合格しました。
ちびるほどギリギリ、てか逆に難しいだろオンザライン。
画面見たとき、喉の奥のほぅから、声にならない声が出ました。
試験官は若くて綺麗目なお姉さんでしたが、恥を承知でしっかり確認しましたよ。
「600点以上って、"600点"は入りますよね?」(真顔)
「あ、はい!入りますよ♡(笑顔)」
好きです。
おねいさんは僕の満点でした。
【総括(所感)】
いや正直、未経験者にとっては決して簡単な試験じゃないです。ただ、確かに本腰入れる程じゃないのは事実です。
高校時代に、前日徹夜して対応する、捨てはしない小テストみたいな。
ゼロスタートの方は、参考書に目を通したうえ過去問を解けば、一般的に30〜50時間くらい(MAX100時間だそうです)あればいけるそうです(ちなみに100時間かけるなら絶対他の試験受けた方が良いです)。
問題は、知らないと全く想像がつかない問題と、これまでの知識で連想できる問題があると思うので、区別して効率よく頭に入れるべきです。あと制度名やシステム名の英略語の暗記ですかね。もしくは、基本情報技術者試験の学習をすればある程度カブってきます。
ただ、割と大変なのに価値ゼロに等しいとは、随分労力コスパの悪い資格だなという本音です。受験料だって高い部類ですよコレ。
まぁ今後の自分のためにはなりますし、確かに勉強してみると知らないと恥ずかしい内容なのかもしれません。持ってる/持ってない、なら持ってた方が良いでしょうし。言い方次第で価値は1ミリくらいは引き出せますし、資格は嘘をつかないですからね。
ということで、なんの自慢にもなりませんが、ITパスポートを取りました。別にマイナスではないので良しとします。
以上、アイパスレポでした。
余談ですが、新元号は「令和」になりましたね。
英語綴りではREIWAなので頭文字はRになると、少し近代的な感じはしますね。また、なんだか馴染みのあるものが多い気がします。R1もグランプリやらレスリングやら色々連想しますし、R2も宇宙みたいで、R18にはアダルト業界で何か起こるかもしれませんねぇ、と話題になっているようです。R1生まれが、高校生の時にR18年を迎えるのは、なんだか楽しそうですねぇ〜〜(笑)
以上。