IT業界を知ろう 〜学習開始から29日目〜 実録!20代後半元商社営業が完全未経験からITエンジニアになれるのか。その②
どうも、ゴリ男です。
※ゴリ男はエンジニア転身中なので、当然現役エンジニアではありませんので、あくまで現状ゴリ男が考えていることを記載しています。実践的なアドバイスには到底なり得ませんので悪しからず。念のため。
【目次】
- マインドセット
- IT業界をイメージしよう 以上
1. マインドセット
早速、今後エンジニアとして働くに当たって重要であろうマインドセットをゴリ男は行いましたので、そのことをお話しします。
将来の目的を定め、未来から現在までを逆算して確信犯的なキャリアを積んでいくこと、とマインドセットセットしました。
目標逆算マインド。
ゴリ男は、the文系です。正直、これまでは明確なキャリアゴールあるいは人生のゴールは考えていませんでした。その時の環境下では120%頑張り結果を出すことだけ考えていました。ほとんどのサラリーマンの方はそうではないか(いつの間にかそうなっている)と想像します。否定ではなく、一つのサバイバル術であり美学であると思います。
テクニカルな話で、結論から話す、これはビジネススキルの大前提です。本当に伝わりやすくなります。但しこういったこととは少し異なり、もっと引いた絵です。人生単位での目指す結論の話です。
但し"IT"の世界では、何をしたいか、それに対し何ができるのか、これがキャリアを築く基礎、そして業務の基礎となるような気がします。
前回の記事で書きましたが、"IT"は宇宙です。キャリア面で言えば、目標に対して確信犯的に動く必要があります。業務面でも、要件やニーズに対して何が必要か明確にしたうえで構築していく必要があるように想像します。
leotee-engineer-mikeiken.hatenablog.com
商社の営業目標は数字です。そこに決まった手法や、やり方の正解はありません。既存で増やすも、新しい商売を作るも、人の道から外れるも(違反はダメですが)、いくらでもやり方があります。そのためお客さんのプライベートにまで踏み込んだりします。対して"IT"は、サービスが機能するか否か・ニーズを満たしているか否か、期限までにできるか否か、それらをコーディングに落とし込めばある程度手法や正解が決まってくるのではないでしょうか。商社営業と比較するとシンプルでドライで、デキるデキないが明確な印象です。ゴリ男的にはプライドが許しませんが、商社営業は今期がダメでも来期で挽回できます。対して"IT"はできなければ次の仕事は来ません。熱意は必要でも感情は邪魔になると考えます。
勝者だけが正義だ!!!!byドフラミンゴ
キャリア面に戻ると、とにかく飛び込んだ環境で頑張るのではなく、自身のやりたいことがデキる環境に飛び込むべき。
とまぁ、こんなことを考えています。
2. IT業界をイメージしよう
結論から申しますとゴリ男は「ネット業界/web業界」に入ります。(断言)
なのでここでのゴールは、「ネット業界/web業界」について知ることですので、それ以外の分野の説明は最小限にします。
①業界全体のイメージ 【ネット業界/web業界の立ち位置】
②ネット業界の特徴(他分野との違い)【ネット業界/web業界の働き方】
③開発の構造 【ネット業界/web業界の開発構造】
の順にフォーカスしていきます。
①業界全体のイメージ 【ネット業界/web業界の立ち位置】
宇宙の全体は画像のような感じです。少しラフな説明になりますが大まかな説明がデキることを目標とします。
http://www.necsoft.co.jp/saiyo/2015/nec_soft_slide/page01_04.html
ハードウェアやソフトウェア業界は、情報処理サービス業界とネット業界とは大きく異なり、また現時点では全く興味がありませんので無視します。下図の赤枠のみにフォーカスします。この2つの違いについては下記で触れます。
「インターネットwebサービス」を提供することが目標ということで、一旦ネット関連のみに着目していきます。
下の図のようになったネット業界は独立した位置付けになります。
続いて、ネット業界にズームインします。
要はコンピュータそのものなどのハード、それらを制御するOSなどのソフト、更にシステムなどのインフラ、の存在を前提にしながらインターネットを駆使してサービスを提供する業界です。
"IT"業界内の「ネット業界/web業界」の立ち位置は大体イメージできたでしょうか。
②ネット業界の特徴(他分野との違い)【ネット業界/web業界の働き方】
上記を踏まえて、情報処理サービス業界とネット業界各の違いを上手く説明しているページを転載します。
※転載記事内の「IT企業」=情報サービス業界にあたります。
③開発の構造 【ネット業界/web業界の開発構造】
ここで一度、IT業界の開発構造について触れます。
端的には、自社開発と受託開発の違いがあることをご理解ください。
そして重要なのは、
ネット業界/web業界は自社サービス開発企業が多いらしい。
なので、ゴリ男はネット業界を志望する訳です。
ネット業界:自社開発企業は、発想の自由度が高く発信者になれる、個人としての成長スピード、働き方、を追求できると考えている訳です。下請けでも何よりエンジニアになる目的である「アイディアを自分で具現化したい」を逆算して叶えるためには、下請けではできないと考えます。受託開発の否定ではなく、あくまでゴリ男の目的達成のために逆算した結果、たどり着いた考えです。またスタートアップ企業を含めれば、自社開発企業に就職することだけを意識した場合、大いにチャンス有りと感じています。
しかし記事にもあったように、良い企業に入るハードルは即戦力を求める自社開発企業に完全未経験のゴリ男はどう価値を見いだせるかです。
目標逆算で目指す道は決まっただけなので、今度はその道に如何にして進むか、この部分の作戦を練る必要がありそうです。
以上
余談ですが、イチローは引退会見にて感銘を受けたコメントがあります。
一部しか切り取りませんが、記者の「孤独感はずっと感じてプレーしていたか?」の質疑応答の際に「アメリカでは僕は外国人ですから」とコメントが出てきます。海外に渡れば、日本人は外国人です。そのことによって人を思いやる心を改めて覚えたようです。ゴリ男も幼少期をアメリカで過ごし再度アメリカに行き大学を卒業した過去がありますが、イチローのこのコメントには脱帽です。確かに海外では、外国人は日本人に比べて自己主張が激しいですが、決してワガママではありません。線引きがはっきりしておりNGはNGと主張しますが、むしろ相手を思いやり痛みを理解しようしています。在学中も結果的に何人もの人に助けられました。上手く着地できませんが、自分の信念にこだわりながらも相手のことを思いやれる、そんな奥行きのある人間になりたいと改めて感じさせられた引退会見でした。
まぁこれもイチロー大好きの後輩との話で、彼と酒を飲まなければ出てこなかった話題なので、やっぱり人と話すことは大切ですね。
と書きながら、一人しみじみしている深夜3時です。
てかデニーズさん、ドリンクバーで粘ってごめんなさい。