ゴリブロっ!

28歳元商社営業マンが完全未経験から3ヶ月でITエンジニアになれるのか!?毎日をリアルタイムでお届け。

就活とブログまとめ 〜学習開始から120日目〜 実録!20代後半元商社営業が完全未経験からITエンジニアになれるのか。その⑧

どうもゴリ男です。

本日は、就活でやったことをメインにまとめます。

 

  1. はじめに 心構え
  2. 就活期間 約1ヶ月
  3. 就活時期 5月GW明け〜6月頭
  4. 情報収集 Type、WantedlyDoda
  5. 結果   12社応募>8社面談>4社内定  
  6. 面談総括 知識でなく、人間性をアピール
  7. ブログまとめ  

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はじめに:改めてゴリ男について

 ゴリ男

 「IT完全未経験 かつ 文系バックグラウンド かつ 28歳」トホホ

 ・大学:都内私立大学経営学部卒→アメリカ内州立大学国際経済学部卒

 ・新卒:都内商社(3年半勤務)

 ・得意:英語、関係構築、ひくほど徹底的にPDCAを回す(営業)、

     国内外の畜産品系の知識、貿易知識、テニス、(絵が得意笑)

 ・準備:プログラミングスクール卒(3ヶ月)

 ・やりたいこと:ITを駆使した汎用スキルの習得、海外で働いてみたい

 ・やりたくないこと:会社の看板にぶら下がった仕事

 ・妥協:年収

キッカケとしてはある日、「この会社が無くなったら、明日からただのゴリラになる」つまり、当時の仕事におけるスキルの蓄積・汎用性の無さに危機感を覚え始めたことです。その頃にITの世界と出会いました。すなわち、ゴリラが初めて自分のキャリアについて考え始めたわけです。

 

やりたいこととは、営業現場の助けになるシステムや提案ができるような仕事のイメージです。曖昧ですが、IT関連の汎用スキルの習得がそもそもの転職モチベーションなので、これは走りながら考えていました。ある意味、動機不純かもしれません。辞める前はコンサルも受けたりしましたが、ITスキルにもこだわることにしました。

 

また、プログラミングスクールに通って判りましたが、普通にカリキュラムをこなしても何も身につきません。超初心者向けの入門書を読むのと同じです。それ以下でもそれ以上でもありません。唯一、就職先への意思表示、現役エンジニアとの会話(繋がり)、最低限レベルのプログラミング知識はためになりました。通ったからOKというのは少々甘いかもしれません。

 

 

続いて:心構え

「人生に限界はない」と言いたいところですが、「俗世間の現実」があるのもまた真実。初めての領域を仕事にして給料をもらいたいとなると、世間はそう簡単に許してくれません。それなりの準備と潜在能力を見せなければなりません。

しかし!一度きりの人生を全うしたい!自身を押し殺し続けるには長すぎます。

 

主観と客観を行き来する毎日でしたが、

そこで!!!

 

未経験からのキャリアチェンジにおいては、ブレない部分(やりたいこと)とワガママ(妥協すべき点)を明確に区別しておくことがとても重要!

 

出会った会社から選ぶ > 特定の会社を狙う

現実的なキャリアチェンジ={やりたいこと+能力(潜在的)}ーワガママ

と思いました。簡単ですが、これが心構えです。

公式のポイントは「現実的な」「未経験からのキャリアチェンジ」であることです。

ワガママ値をゼロに近づけていくと、より現実的になります。

 

また、このご時世同じ会社で頑張るというのは考える必要がないかとも思うので、目先3年、5年の単位で考える方が有効かと考えます。

 

ゴリ男の企業選びの基準は、

①企業の課題を解決できる:仕事の根底。言われ仕事の構築だけでない。

②ITスキルが身に付く   :汎用スキル。最悪、個人でも食べていける。

③自社開発&常駐    :色んな現場を見たい。かつ独自ノウハウ有。

④発信力がある     :エンジニアの質が高い。

 でした。企業規模やネームバリュー、年収は二の次としましたが、かなり厳選しました。

 

 

 

2. 就活期間

結果、約1ヶ月でした。応募に1週間、そこから週4ペースで面談しました。

正直2、3ヶ月を想定していましたが、運よくココだと思える会社に出会えました。(基本都内でしたが、交通費、カフェ代、バカになりませんのでご準備を。)

 

3. 就活開始時期

5月GW明けに開始しました。

よく求人が出回るタイミングは有利だと聞きますが、ぶっちゃけIT界隈(大手SIerとかは関係あると思いますが)は関係ないと思います。ただし、人員不足の補填という人事的取組で、めぼしい会社の求人が出やすい時期があることは否めません。

出会った会社から選ぶ>特定の会社に入る、のであれば時期は関係ないと思います。ちなみに、色々読んだところ賛否両論ありますが、1月、3月、5月、10月、12月は、会社の4月前後の人員補填やボーナス期退職者狙い、秋採用向け求人が出やすい感じでした。(ほぼ一年中じゃねぇか!)

 

4. 情報収集

就活時期は1ヶ月と申し上げましたが、実は情報取集にその前の1ヶ月ほどを使っています。

企業は星の数ほどあるように見えます。全部見るのは不可能です。そのため、できる限り多くの募集要件を見て、自身の心構えに従って絞って行きます。

ごく当たり前かもしれませんが、ゴリ男は各転職サイトの検索を利用して、まずは検索結果が10件以下になるまで条件を厳しくして、メモメモ。それでも5サイトやれば50件、途方もない。。

 

これらを元に、説明会参加やスクールの現役エンジニアに評判を聞いたりして、自分なりに情報収集しました。

 

そんな中、ゴリ男の厳選オススメのサイトを紹介します

・Type   :コンサルタントが業界に詳しい。説明会の参加企業が多い。

Wantedly :気軽に面談を申し込める。此のサイトは企業からの掲載料のみのビジネスモデル(人を採用したい企業にメリット)なので、掘り出し企業が多い。その分ベンチャー系が多い。

Doda   :求人数が多い。説明会の開催が頻繁。コンサルタントは微妙。

レバテックやマイナビエンジニア、なども割りかし良いと思いますが、あまり使用しませんでした。

※担当コンサルタントの質は、人によりますきっと。

 

 

5. 結果

厳選12社応募して、8社面談、4社内定でした。

面談打率5割。悪くは無いでしょうか。

 

<不採用>8社

応募した12社には、ア○ゾンやグー○ルも入ってます。斬られたことにも気付かないほどスパッと一蹴。わかってます笑

あとは即戦力を求める中堅どころで、歯が立ちませんでした。

 

<内定>4社

大手自社開発(YとR)に内定も2つありました。かなり嬉しかったですが、しかし問題は営業職としてです。営業だったら辞めた意味がないorIT業界大手にまずは入るで、ハゲるくらい悩んだ末に、やりたいことにこだわり辞退。

 

もう1社は特殊だったので内定カウントしていませんが、ベンチャー系で経営幹部として起業家に弟子入り内定。これも面白そうだったけど、空っぽIT経営者も怖いし、今見える景色ではないので辞退。お酒を飲みに行き、関係だけキープすることに。

 

エンジニアとして応募してるのに、脱線具合がすごいです

かなり揺さぶられましたが、これも心構えに忠実に。

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蓋を開けると、打率5割と言えどエンジニアとしての採用は2社だけでした。

 

入社を決意した方の決めては、機会学習エンジニアというAI領域への道が拓けたことです。これは全く予想していませんでした。もちろん比較はできないですが、Webの構築設計より求められるレベルがはるかに高くなります(それ以外を見下しているのではなく、内定先内でそのように言われて脅されています)。

また同期がトップ大学卒で、ゴリ男は完全なるポテンシャル採用なので、本当の努力の始まりです。ゴリ男にとってはイバラの道です。

ちなみにWeb系は、現役エンジニアと副業チームを組んで平行して実践していく予定です。

 

leotee-engineer-mikeiken.hatenablog.com

 

辞退をした方は、当初志望していたWebエンジニア(SIerとWebエンジニアしか知らなかった笑)としての採用でしたが、機械学習に出会ってしまったことで気持ちが薄れてしまいました。

 

 

 

6. 面談総括

気になる面談総括。ゴリ男が面談を受けて、内定を取るスタートラインとなるポイントを考えました。

しつこいですが、「IT未経験者によるエンジニアへの挑戦」における観点です。

ITやプログラミングの知識は期待されていません。

ゴリ男のような人間はアピールすべきは、人間性の部分です。これが前提にあると、ポテンシャル有ということで、話を聞いてくれます。

面接はコミュニケーションです。どんな強みがあろうとまずは会社が未経験者に求めるものをアピールしたうえで、話を聞いてもらえるように持っていくことが大事です。

(定説ですが女性を口説くのと同じです。自分の内面がウリでも、経済力目当ての女性には仕事の話からすべきで笑、そのうえで内面の良さが分かってもらえれば内定)

単純ですが、これができてない人は社会人経験上多いです。

実際の質問、言われたこと、を元にしています。

 

根気があるか

エンジニアとしての重要な素質です。エンジニアとは暗闇を走る職業です。最初のうちは分からないことがあっても、初歩的な部分は大概ググればなんとかなります(現役エンジニアもそうしていますし、過程はなんでもいいからまずは動作するようにするのがエンジニアです)。

しかし、壁に直面した時に対処できるか。調べられるか、人に聞けるか、つまり解決への引き出し作っていけるか。特にキャリアチェンジの場合は、逃げ出さない根気があるかに尽きます。

 

結局、1年経たずに辞めていくキャリアチェンジ組は凄く多いとのこと。

 

自走型の人間か

自分で学習し、知見を伸ばしていけるか。自ら課題を見つけ、成長していけるか。

どの会社でもそうですが特にITは技術の移り変わりが激しく、それに自走でキャッチアップしていけるか。

要は、会社が放っておいても(表現に語弊が有りますが)勝手に成長していくか。

 

 

木の幹になれるか

大工さんを例に、資材の搬入→釘打ち→資材の下準備→現場建設→現場監督というキャリアアップはそれは木に例えれるそうです。それぞれの業務は、木を一つのプロジェクトとすると、葉→小枝→枝→大枝→幹となります。

スペシャリストは一見すると「葉」を極めることのように思えますが、「葉」の追求を会社は望んでおらず、例えばセキュリティのスペシャリストであればセキュリティプロジェクト(木)の幹になれるかどうかを見ているそうです。プロジェクトを回して行かなければならない会社側から見れば、その通りだと思います。

 

これは、文系バックグラウンドのゴリ男だから言われたことかもしれませんが、ITは「葉」を極めようとする人間が多く当然必要だが、例えば「枝」に位置していた業務も、翌年には「葉」に変わる発展業界であるため、常に上を目指す人材が好ましいとのこと。これは、①②に精通しています。

 

少し遠回りしましたが要は、何かに「トガって」いるかです。

黙々とスキルで示す、調整力で示す、”なんか憎めない”で示す、コミュニケーションで示す、なんでも良いですがこれだけは企業のスタイル(方針や既にいる社員の傾向)によるわけです。ココを何にするかが勝負

 

 

 

以上ゴリ男は、世界的企業から内定をもらった訳ではありませんが、以上③点を理論的にエピソードを踏まえてアピールしてきました。未経験から内定が取りやすいと思われます。

 

新卒の頃と違い、変化球質問は少ないです。どんな質問が来ようと、結局は下に列挙した質問を言い換えてるだけなので、これらの回答時に上記③点のアピールポイントを盛り込んでいくわけです。

・なぜIT?              

・なぜエンジニア?     

・転職理由は?       

・なぜうち(志望動機)?

・生い立ちをどうぞ!→人生観と自分の軸は?特技は?

 

難しく考える必要はなく、上記③点が盛り込まれたワードやエピソードを意識しながら、質問に対する答え(文章)を考えると良いと思います。

 

例:生い立ちをどうぞ!(これは結論からは話せないタイプ)

大学3年生の時に、海外大学留学を決意しました。英語で何かを成し遂げたいと思い、短期ではなく大学の卒業を目標に留学し達成しました。前職でも英語で海外現地と交渉、英語を強みとしています。

英語はエンジニアとしても役立つと思っています。現在勉強中ですが、今はコードを頭に入れるよりも解決の引き出しを作った方が早いと認識しており、そのためにもエラーでつまづいた時にはまず先生に聞くのではなく、自身で戦うようにしています。調べる際は、英語の情報も読むようにしているので、人の二倍の解決手法を得られるので助かってます。ちなみに1時間以上経過した場合は、試したことを踏まえて先生に聞いて解決しています。

 

→エラーに向き合う根気、エラーへの向き合い方を考える自走型、質問の仕方を考える(コミュニケーション)、単純な英語力

 

(何を言ったか忘れたので今無理矢理作ったので例としてはアレですが。。ゴリ男は、こんな具合です) 

 

要は、自身の経験や考えを語る時に、アピールすべきポイントを匂わせることです。

「根気があります!」と言うのではなく、面接官に「根気あるなー」と感じてもらうような文章を考えた方が良いと思います。つまり、直接言うのではなく、盛り込む・匂わせる方が印象づき易いです。

 

ゴリ男は普段から、これらを踏まえた会話を考えすぎて疲れてしまうぐらいです。ここでは語りきれない話になってきますが、そこまで難しく考えなく大丈夫です。

 

なぜなら、面接は質問が決まってマスカラ!!

f:id:Leotee:20190629182807j:plainこれはマラカス。

 

 

 

文章で予め考えておけばOKです。 

 

 

 

 

 

7. まとめ

見切り発車で会社を辞め、なんとか4ヶ月のニート期間を経て、無事エンジニアとして就職できました。正直、入社先は、初年度の年収も規定より上げてもらいましたし、エンジニアを大切にしてくれると評判(一部では?)で、そんなところで機械学習エンジニアにチャンレンジできるのは非常に有難いです。

 

未経験からのエンジニアへの転職は心構えです。

明確な心構えをもち、それに徹することで幸せな人生になると思います。焦りやストレスによって心構えが崩れてしまうと、後悔することになると思います。ただし、人生はどんな出会いやシーンが待っているか分からないので、不正解はないと思います。

 

反省を踏まえて一つだけアドバイスとするならば、「転職活動は早めに行え」です。上記したように、未経験者が見られるのは、まず人間性です。つまり勉強してようがしてまいが関係ないということです。というか3ヶ月を実務なしで勉強しても何にもなりません、強みになりません。少し意思表示できるくらいです。

 

ゴリ男は「まずは勉強しなきゃ!」と2ヶ月間は勉強だけしてしまいました。

 

極論、スクール代を出して勉強するよりも、給与をもらいながら少しでも早く現場に放り込んでもらえる方がはるかに価値があると思います。時間とお金のロスもないです。スクールの内容は、ゴリ男が教えてあげたいくらいです笑。スクール行かなくても、1ヶ月もあればそこらへんのことはできるようにして差し上げられると思います。

 

明確な心構え、早めの転職活動、そのうえでアピールポイントの把握が全てです。

 

 

ってなわけで、

入社してからがスタートラインということを忘れず、頑張ります。

同じ境遇の方、悩んでいる方がもしいらっしゃれば、全力で応援しています。

 

28歳文系元営業が完全未経験からエンジニアになれるのか!? 

 

 

 

答えはYESです。

 

戦績:学習を初めて120日(前職を辞めてからエンジニア入社まで4ヶ月)

   職種は機械学習エンジニア(データサイエンティスト寄り)

 

 

もしもコメントなど頂ければ、僕ができるアドバイスもしますし、

実際にお会いしたり、ゴリ男のエンジニア友人ともコミュニティーを広げていきますので、お気軽にお声がけください!一緒に時代の波に乗っかりましょう!!

 

 

次回以降は、機械学習エンジニアの研修内容を発信していければと考えています。

これまた課題多き、新たな戦いが始まります。

人生を賭けて、成功サンプル増やしていきます。

 

 

 

以上

 

余談ですが、ゴリラの写真勝手に使ってるんですが、これOUTですね。

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