IT業界の今! 〜学習開始から30日目〜 実録!20代後半元商社営業が完全未経験からITエンジニアになれるのか。その③
どうも、ゴリ男です。
今年から、華々しい花粉症デビューをしたと思い込んでましたが、どうやら鼻風邪だったようです。っし!
さて、前回はIT業界>ネット業界>自社開発企業、というように目的の方向へとフォーカスし業界全体をざっと見ていきました。
本日は、業界研究を「IT業界の今」としてお話したいと思います。業界研究で、就職活動を有利に進めることができると思います。
経験上、就活はマーケティングだと思ってます。マーケティングさえ出来ていればあとは企業ごとのタイミングと人柄です。
たぶんっ☆
【本日の目次】
- IT業界の今(ゴリ男は食べていけるか)
以上
1. IT業界の今
正直、斜陽産業や衰退産業界でいくら頑張ってもキツイと思ってます。ゴリ男は起業なるものは現時点では考えておらず、あくまでスーパーサラリーマンエンジニアになるべく動いているので、折角転職するのであればこの思考は必要と思います。
名付けて、馬車馬働きスズメの涙 業界
に飛び込むことはしたくないです。はい。
じゃ本題、ITはどうなのか。
2017年度のIT市場規模は、前年度より2.0%増加し12兆1170億円。そして、2018年度は12兆3000億円、2019年度は12兆4000億円に達するとされています!(国内民間企業ベース)企業ビジネスだけでなくライフスタイルにも影響を与えるITはまさに成長産業と言えますね。イメージもし易いと思います。
更にIT業界は、
空前の売り手市場!ジャスティスっ!🤟
なんともITを愛し愛されたゴリ男。第5次産業革命の足音が聞こえます。
IT業界は慢性的な人材不足に頭を抱えており、経済産業省のIT人材の最新動向と将来推計に関する調査によればなんと!IT人材の不足は(Maxシナリオで)2020年に約37万人、2030年には約79万人と予測しています。転職者にとっては朗報ですね。
って、
ちょ待てよ。なんだよハルさん。
ハルさんは信じることを忘れちまったのさ。
事実、予測数値ほど甘くないのが実情と思われます。紐解いていきましょう。
【経産省の予測を信じすぎない理由】
・不足していると言われている「IT人材」の定義が広すぎる。
・不足している特定の分野にはバラつきがある。
(=なんでもかんでも引く手数多ではない)
・未経験というハードルはなくならない。 以上
ざっくりとしかいきませんので、悪しからず。
まずIT、経産省の言う「IT人材」は「IT企業、およびユーザ企業の情報システム部門に所属する人材」を指します。つまり、ゴリ男の目指す(システム)エンジニアやプログラマー界隈以外にも、営業部門や管理部門も含まれての予測数値なわけです。営業や管理を除いた数値まではわかりませんが、不足予測値は相当減ると思われます。
続いて、ITの中でも人材不足が謳われている分野は限られていると言うこと。就職希望側としては、どの分野・職種を選んでも即採用というわけにはいかないようです。特に人材が不足している分野は、ビッグデータ・IoT・AIなどの先端IT分野だそうです。これはこれら先端技術の発展スピードが爆速であるため、人材供給が追いついていないためだとか。そのほかにもWeb系・インフラ系も不足しており、特にシステムエンジニアも不足しているようです。
人材不足の原因も多義に渡ります。先述した先端技術の発展スピードに人材が追いつかない・そもそも人口減少、少子化によって人材供給力自体が不足している・厳しい労働環境下で長続きしない、などがあるようです。最後のは、人材が不足しているからこそ発生する負のスパイラル的な原因かと思います。
最後に、人材不足に悩む企業が完全未経験の人材を積極的に採るかという問題です。答えは「企業による」だと思います。そもそも人材不足の企業が欲しい人材は「即戦力人材」とみて間違いありません。しかし、そうこう言っていられないのも実情と想像します。人材を育てるにも、優秀な人材を確保するにも莫大なコストがかかります。
上記を踏まえ、ゴリ男の結論としては、
やるなら今。です。
近い将来、人材不足への対策は当然取られていきます。経産省・厚生省による30・40代の現役エンジニアのための先端技術習得のためのバックアップ体制が始動する予定があったり、企業側はフリーランスなどのフレキシブルな雇用体制を承認していったり、オフショア開発・外国人エンジニアの受け入れなど、人材不足に歯止めをかけるための国家/企業活動は活発になって行くと予測します。2020年にはプログラミングが小学校のカリキュラムにまで導入されるようです。
これからエンジニアを目指しているゴリ男にとっては、そうなる前にエンジニアになりたいわけです。就活マーケティング上、そうなりますね。
これからエンジニアになりたい立場から、産経省のIT人材不足予想の数値に対しネガテイブな考察はしましたが、「IT業界の人材不足」は事実と想像します。未経験者にとって、今が最大のチャンスであることは間違いありません。
「IT企業の今(ゴリ男は食べていけるか)」の総括としては、
IT業界は、成長業界が故に人材不足。です。
今入れば、成長産業のビッグウェーブに乗りゴリ男は食べていけそう。ただ業界に入った後も、何をするかを見極め常に自身のアップデートが必要な業界である。と言ったところでしょうか。
本当は、今後のトレンド、それに合わせて具体的に学ぶべき技術まで踏み込んで考えていますが、ゴリ男はその段階まで来ていませんので後日書いていきます。
以上を踏まえ、ゴリ男のやることは決まりました。
少しでも早く基礎を身につけ、完全未経験者を脱却し、実務未経験ながらも企業に価値があると思わせることです。
“この世は全て、強い望みの赴くままに、巡り会う歯車なのである。”by ヴァン・ウォーカー
本日は以上。
余談ですが、先日ハローワークの説明会に行ってきました。失業保険を頂くため。給付金と再就職手当で、スクール代金と新調したMacBook代金を賄う魂胆です♪
面白かったのは、東京都の平均有効求人倍率。職種によって大きくバラついており、そう言った肌感覚は皆無でした。ちなみに2019年2月時点で、IT関連は2.86%(昨年同月2.68%)で、安保関連は驚異の17.4%(昨年同月15.21%)(安保関連の仕事を調べましたがイマイチわかりませんでした)。商社勤務時代には、運送業の強烈な人材不足が謳われていましたが、数値としては2.03%(昨年同月1.58%)に留まっているのが疑問でした。見る箇所が違うのでしょうか、値上げにより落ち着いたのでしょうか。
出典:東京ハローワーク
また、説明会の会場には自分と同世代か下くらいの若い参加者が、想像以上に多かったことに驚きました。職員の方に聞いてみたところ「最近は多い」とのこと。更に、偶然その日に見たニュース番組では就職活動中の学生へのインタビューをしていましたが、学生らは口を揃えて「最初から転職ありきで活動している」と言っていました。テレビ側の編集具合はわかりませんが、今後、転職という選択肢が標準化していき、企業側の体制も整って行くのにそう時間はかからない、と感じました。
今日はジョナサンさん、ドリンクバーで粘ってごめんなさい!